darkaxion– Author –
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暗黒詩編
Ein Psychologe erlebt das Konzentrationslager Viktor Emil Frankl
第一段階――選別の門と「裸の存在」 強制収容所に到着した人間を最初に襲うものは、まだ持続的な無感動ではない。それは、自分が置かれた現実を理解できないまま、従来の世界だけが急速に失われていく「収容ショック」である。 フランクルは、強制収容所に... -
哲学者
David Hume A Treatise of Human Nature
荻間寅男の論文からヒュームへ 本稿がヒュームの情念論へ入る手掛かりとしたのは、イギリス思想史・宗教思想を研究してきた荻間寅男の論文「ヒュームにおける情念論」である。 荻間論文の特徴は、ヒュームの情念論を『人性論』第二篇「情念について」だけ... -
哲学者
The Ethics: Exploring Virtue and Reason with Benedictus de Spinoza
スピノザを読む前に、一頭のユニコーンを用意しよう 一本の角をもつ馬を「ユニコーン」とする。 この定義そのものに、さほど問題はないだろう。現実にそのような馬を見たことがなくても、「一本の角をもつ馬」という概念をつくり、それを「ユニコーン」と... -
哲学者
Τέχνη Ῥητορική,
アリストテレス――人はなぜ怒り、恐れ、憎むのか 『弁論術』第2巻に見る情念の成立条件 1.説得するためには、人の心を知らなければならない アリストテレスの『弁論術』は、単なる「上手な話し方」の本ではない。議会や法廷などで、人は何によって判断を変... -
哲学者
LES PASSIONS DE L’AME
デカルト『情念論』第一部(5~50頁)概要「情念はどこから生まれるのか ①人間は精神と身体の二つから成る デカルトはまず、身体は機械として動く精神は考える存在であるという有名な心身二元論から出発する。ここで重要なのは、身体の運動と精神の思考は... -
回廊
情念の大家たち
情念は古代ギリシャ以来、多くの哲学者によって探究されてきた。しかし、その理解は心理学・倫理学・宗教・形而上学など多様な立場から論じられ、いまだ統一的な構造理論には至っていない。本稿では、情念研究の系譜を辿りながら、凪原斗真が提唱する「感... -
感情論理学
情念の崩壊
情念は単なる感情ではない。 身体の変化として捉える者、理性との関係から捉える者、倫理・自由・存在の問題として捉える者など、研究者によってその理解は大きく異なる。 情念の崩壊から「深淵」へ 人間は、情念について考えるだけでなく、古くからそれを... -
感情論理学
感情論理学
命題宇宙論序説――凪原斗真と野々村俊介の対話による めに 「世界とは、成り立っている事実のすべてである」――このヴィトゲンシュタインの断言は、論理の形式美と沈黙の重みを同時に我々に突きつける。だが、世界とは本当に「事実」の集合で説明し尽くせる... -
暗黒詩編
沈黙の輪郭
DarkAxion所収:志澄との第一章 ● 野々村講義:言語哲学とは何か ● 野々村講義:意味とは何か──命題と世界 それでも語りたいと思った夜に。 2007年、都内の私立大学──秋の講義室にて。講義テーマは「言語と倫理の限界──ヴィトゲンシュタイン再読」。 『沈... -
暗黒詩編
暗黒範疇
暗黒範疇 理不尽を論理で穿つ詩/` 頭を削がれ衣服を奪われ、 怒声と連打の中・・・ 我は何故、斯様な仕打ちを受けるのか・・・ 立ち寄りし回廊には愛しきものの手が足が、 そして首が転がっている・・・ そこには憎悪、恐怖、そして絶望が広がっている...
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